ガラクタだけが人生だ

３Ｄブームですね！
アバターもヒットしたし、パナの３Ｄプラズマテレビもすごいみたいだし、次期ＤＳは３Ｄ対応らしいし。

AMOは昔から３Ｄにはかなり興味がありまして、映画も３Ｄ版があるときは絶対３Ｄ版をみたいし、テーマパークに行ったら３Ｄアトラクションは必ず入らないと気が済まないタチです。通常の２Ｄ映像の立体感をアップする光学回路を自作したりしたこともあります。

ＰＣの３Ｄも、Wicked3DとかH3Dとか結構がんばって情報収集してました。ところが「価格がこなれて、やりたい対応ソフトが増えたら買おう」とか思ってたら、CRTモニタの消滅と共に市場から製品が消え去ってしまいましたorz

で、３Ｄに関して、最近思うこと。
３Ｄって、イコール「左右の目に視差のある２つの映像を与えてやること」と思われてて、それはまあそうなんだけど、AMO的には、ちょっと気になる。それだけじゃないじゃん？

確かに、テレビや映画など、録画されたものが再生されているだけの映像については、これはもう上のパターンでしょうがない。視差で３Ｄを体感するしかないです。
でも、ゲームなどのリアルタイムに生成される映像については、もう１つのアプローチがあるんだよね。
もうずいぶん前から提案されてて、見た人の反応もかなり良いわけですが、なんかメーカーやソフトハウスにはどうも軽視されてるっつーか無視されてるっつーか…あまり注目されてない気がする。

そのアプローチというのは、前にも貼ったと思うけど、これ。

　
そしてその派生↓


　

　

頭位置（視点）の微妙な移動で、見ている映像がリアルタイムに変化するのであれば、立体世界がそこにある感じが相当でるわけですよ。
こっちももっと盛り上がっていいと思うんですけどね。

一番下のDSiの動画は、顔認識でやってるらしいです。ＤＳでコレくらいできるなら、据置機だと相当滑らかに動かせそう。デジカメとかも相当機能が向上してますしねえ。

で、上の手法の「ヘッドトラッキングＶＲ」と、今盛り上がってる「視差の３Ｄ」は、ゲーム機での１人プレイなら、両方実装できるはずなんです。

つまり…

まあ、あれですね、ＮＡＴＡＬとかＰＳ３のアレとかは、カメラがモニター側だし、３Ｄ方式はテレビ依存でメガネを使った方式だから、間違いなくできますよね。

任天堂のＷｉｉも、そのうち「やっぱモニタ側にカメラ要る」と思い初めて、Ｗｉｉモーションプラスに次ぐ、カメラ付きの「センサーバープラス」とか出してきたら、ますます面白くなるなあ、なんて妄想してたりします。

しかしそれにしても、自分が生きている間に３Ｄテレビが市販されるなんて、思いもしなかったです。ホント楽しみだ。

おまけ

このところ日本の電気メーカーって、テレビの販売や利益では韓国に負けっぱなしだったわけですが、３Ｄテレビの品質に関してパナソニックが一矢報いたようです。めでたい。