ガラクタだけが人生だ
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2010/3/29
20:10:16
ダボ穴ジグ使いきりタイプ
続いてベッドのフェンス部分です。
ところで、ベッド作りで一番やってはいけない失敗、知ってます?
倒れない、それも大事ですが、もっと恐いのがあります。
ところで、ベッド作りで一番やってはいけない失敗、知ってます?
倒れない、それも大事ですが、もっと恐いのがあります。
コレです→
腰が通って、頭が通らない隙間。首吊り事故の原因になる可能性があります。ベビーベッドや介護ベッドでは実際に死亡事故も起きてます。
子供は体に対して頭が大きいですからね。お尻も大きく見えるけど、骨盤は前後がそんなにないので、細長いすき間だと腰は結構通り抜けちゃいます。
既製品だと、家具業界の指針とかもあるはず。
ベッドはファースト11歳が使うわけですが、すき間の幅は、サード5歳のお尻をいろんなすき間に入れさせて検討し、通らない10cm以下としました。もっと小さい子が登るのを想定するなら、さらに狭くしないといけないかも。
で、当初の計画通り縦にワンバイをずらっと入れたフェンスにすると、隙間を10cm以下にしようと思ったら相当な数が必要と判明。片側10本、合計20本とか。めんどいorz
考えた結果、工数とダボの使用数削減のため、こんな形でいきます。
腰が通って、頭が通らない隙間。首吊り事故の原因になる可能性があります。ベビーベッドや介護ベッドでは実際に死亡事故も起きてます。
子供は体に対して頭が大きいですからね。お尻も大きく見えるけど、骨盤は前後がそんなにないので、細長いすき間だと腰は結構通り抜けちゃいます。
既製品だと、家具業界の指針とかもあるはず。
ベッドはファースト11歳が使うわけですが、すき間の幅は、サード5歳のお尻をいろんなすき間に入れさせて検討し、通らない10cm以下としました。もっと小さい子が登るのを想定するなら、さらに狭くしないといけないかも。
で、当初の計画通り縦にワンバイをずらっと入れたフェンスにすると、隙間を10cm以下にしようと思ったら相当な数が必要と判明。片側10本、合計20本とか。めんどいorz
考えた結果、工数とダボの使用数削減のため、こんな形でいきます。
これなら片側5本なので、ずっと楽。ダボの間隔が2種類になるけど。
すき間の幅は98mm。
横方向の細い桟は、ワンバイを丸ノコで縦挽きして作ります。
奥行き方向(頭上と足元)も、細い横桟を追加して、すき間を細くすることにしました。
方針が決まったら、採寸して丸ノコで切っていき、15分後、とりあえずカットは出来ました。
↓並べてみたところ
すき間の幅は98mm。
横方向の細い桟は、ワンバイを丸ノコで縦挽きして作ります。
奥行き方向(頭上と足元)も、細い横桟を追加して、すき間を細くすることにしました。
方針が決まったら、採寸して丸ノコで切っていき、15分後、とりあえずカットは出来ました。
↓並べてみたところ
で、あとはコレをダボで組めるようにします。
接合部すべてに8mmダボを2本ずつ。
ダボ組みって、2つの穴を正確に同じ間隔で、しかも垂直にあけるのがキモになるわけですが、私のジグはこんな感じです。
接合部すべてに8mmダボを2本ずつ。
ダボ組みって、2つの穴を正確に同じ間隔で、しかも垂直にあけるのがキモになるわけですが、私のジグはこんな感じです。
ツーバイの端材にボール盤で垂直に8mmの穴をあけて、別途細く切った同じくツーバイのフェンスを固定するだけ。
フェンスの固定位置にこだわる人は、ネジ止めじゃなくてボルト止めにすれば完璧な調節が出来ます。
使用状況はこちら。
フェンスと材をクランプしてドリルを突っ込めば、イヤでも垂直に一定間隔の穴が開きます。
作業のコツは、左右の手でジグとドリルを持ってやるんじゃなく、材とドリルを持ってやること。ジグ持ってたら材が押されて浮いてくるのでダメです。しっかり材のほうを持つ。
切りくずの排出性はドリルによってはイマイチかもしれないので、半分入ったら一回抜いてクズを排出、とかやるといいかもしれない。
透明なので見にくいですが、プラパイプをドリルの根元につけていて、このプラパイプで穴の深さが一定になるようにしています。
フェンスと材をクランプしてドリルを突っ込めば、イヤでも垂直に一定間隔の穴が開きます。
作業のコツは、左右の手でジグとドリルを持ってやるんじゃなく、材とドリルを持ってやること。ジグ持ってたら材が押されて浮いてくるのでダメです。しっかり材のほうを持つ。
切りくずの排出性はドリルによってはイマイチかもしれないので、半分入ったら一回抜いてクズを排出、とかやるといいかもしれない。
透明なので見にくいですが、プラパイプをドリルの根元につけていて、このプラパイプで穴の深さが一定になるようにしています。
タイトルの、「使いきりタイプ」っていうのは、このジグ、長く使ってると、穴の内側がほんの少しずつ削れてきて、だんだんゆるくなるからなのです。でも、40や50程度の穴あけでは実用的な精度は保ってます。穴部分の硬さにもよるけど、100穴くらいはいけそう。でもずっと使い続けるのは無理なので、1作品使いきりってことで。
ジグにする木片の厚みをもう少しとれば、耐久性が向上するかもしれないですね。50mmくらいとか。
ジグにする木片の厚みをもう少しとれば、耐久性が向上するかもしれないですね。50mmくらいとか。
実は、当初はプラパイプとドリルビットをくっつけ、図のようにパイプごと穴の中に入る感じの、もうちょっと耐久性のあるものを考えてたんですが、プラパイプの外径にぴったりの穴があけられるドリルを買おうとしたらすげー高かったのでやめたのですw またこんど。
こんな感じでどんどん出来ます。
手で一つ一つ測って点を打って、ドリルをフリーハンドであてがって「垂直になれ!垂直になれ!センターずれるな!」と念じながらあけるのと比べたら、100倍簡単で100倍早い。
昔は無知で、ジグ無しであけたりしてたころもあってねえ、ズレまくりで苦労したりね、ほんともうね、バカかと。あのころの自分に教えに行ってやりたい。
そんな感じでガンガン穴あけて、小一時間ほどでこのようになりました。仮組み完了。
素直にイメージ通りです。
素直にイメージ通りです。
下段の後ろにちょっと出っ張りが見えますが、これはスノコをかける部分の横桟です。ツーバイの半割り。
こいつはスノコをかけるだけのものじゃなく、重要な強度メンバーです。この部分が合体することで、梁の強度が2x6相当くらいまで向上するんじゃないかなあ?
ちなみに、この横桟、ボンドとコーススレッド9本だけで貼り付けていて、ビスケットやサネやダボなどは入ってません。強度的には十分だろうと判断したのですが…どうかなあ?
多分無いと思うけど、もしはがれてくるようなら、裏から太めのダボをたくさん打ち込んで、コーススレッドの数も増やすかな。
こいつはスノコをかけるだけのものじゃなく、重要な強度メンバーです。この部分が合体することで、梁の強度が2x6相当くらいまで向上するんじゃないかなあ?
ちなみに、この横桟、ボンドとコーススレッド9本だけで貼り付けていて、ビスケットやサネやダボなどは入ってません。強度的には十分だろうと判断したのですが…どうかなあ?
多分無いと思うけど、もしはがれてくるようなら、裏から太めのダボをたくさん打ち込んで、コーススレッドの数も増やすかな。
最後に、組んだ状態でちゃんと柱にはまるか確認して終了。
なんとかうまく行ってるようです。
あとはほぼ塗装して組み上げるだけなので、次は完成披露になるかな?
スノコはまだつくってないけど。
ずいぶんとしっかりした物になりそうですね。
ダボアな治具もGoodです。φ(。_。)メモメモ
この組み手は垂直にかかる力には強いけど左右方向の揺れには弱いと思うので、筋交いをしっかりさせないとダメだろう、と思ってます。
今回の超シンプルなダボ穴ジグはおすすめですよ。売ってる製品でいろいろと凝ったものもあるけど、とりあえず実用に耐える2穴をあけるだけなら、こんなので十分なんじゃないかなあ?
ベッド完成おめでとうございます.すごいです.
ただですね、出来てからいうのも何ですが...
どうしても状況を想像するとガマンできなくて...
気を悪くしないでちょっと聞いてください.
上のイラストの状況もこわいですが、ベッドの上で
転がって遊んでいて、何かの拍子に腕が柵の間に、
体は柵の外に...って状況もこわいと思うんです.
いらんお節介とは思うんですが...
ご心配、ありがとうございます<(_ _)>
すき間は98mmあるので、大人でも腕はするっと抜ける幅なのですが、落下の瞬間に変に引っかかって逆間接で体重がかかったら骨折や脱臼もあるかも。
ホントどこに危険が潜んでるかわからないですよね。プールの排水穴を安全のために小さくしたら、ちょうど指がはまって抜けずに溺死したとかいう悲惨な話もあるし…対策が裏目にでることもありますよね…
ベッドでは暴れるな遊ぶなとしつけるつもりなんですが、なにかトラブル等あれば逐一このサイトで報告しますんで、また時々覗いてやって下さいね。
さっそく使わせていただきます。
ありがとうございました。