ガラクタだけが人生だ

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さて本題のベンリィ君のほうは、そろそろ2,000kmに到達しようかという所です。いやーいいわ。よく走るし。荷物積めるし。航続距離長いし。２回目の燃費計測は47.3km/lでした。安定してる。

ジュリオの後継にこの車種を選んで正解だったと、つくづく思ってます。もちろん、細かいウイークポイントはありますが、私的にはほとんど気にならないレベル。

ただ、一つ、すご〜く残念なことがあります。

それは、表題にあげた「ベンリィ」という名前。

名前がダサイ？いやいや、そういうことではないんです。
もう、ピンと来てる人は来てると思いますが、「ベンリィ」という名前はそもそもこのバイクのものなんです↓

そんな歴史と多くのファンの思い入れが詰まった「ベンリィ」という名前を、ビジネススクーターが取っちゃっていいの？って話ですよ！

AMOが思うに、このネーミングには主として３つの弊害があると思うのです。

その１
旧ベンリィファンが「ええええー何それー」ってなる。

これはもう上に書いた通り。自分だって「AX-1」って名前のスクーターが出たらなんか嫌ですもん。AX-1なんて単発ネタ的車種のオーナーからしても嫌なのに、まして長い歴史を重ねてきたベンリィの熱心なファンにしてみたらそりゃ「何それ感」はハンパないと思いますよ。

その２
パーツ検索とかがすごい不便になる。

これも容易に想像できますよね。ネットでたとえば「ベンリィ　５０　リアサス」で検索したら、全然違うベンリィの、両方のサスがヒットするわけですよ。それいちいち間引きながらチェックして行かないといけない。名前ってのはそもそも他と区別するためのものなのに、その機能が崩れてるってのは何かイラっとしないでもない。

その３
もうホンダは旧ベンリィは作らないという意思表示になってしまった。

これも大きいよね。上の写真みて、どうですか。かなりステキじゃないですか？免許ないからヤマハのSRとかには乗れないけど、50ccでコレ乗れるんなら乗りたい！って人いると思うけどなあ。女子にも似合うと思うし。
それに昔からのファンも、「もしFIとか現代の技術で復活したらまた買いたいなあ」とか思ってた人絶対いるはずなんだよね。
そこへスクーターのベンリィが出ることで「旧ベンリィシリーズの復活はもう無いよ」って、確定させちゃった。いいのかそれで。ビジネス的にアレだ、もしヤマハがSR50作って超絶ヒットしても、追っかけないんですか？ｗ

というわけで、ベンリィ最大の不満点は、名前です。

スポーツ界には永久欠番という文化がありますが、バイクの名前でもそういうのあっていいと思うんですよ。
カブには及ばないかもしれないけど、ホンダの歴史を作った名車たちの中でも結構大きな一角を占める存在なんだから、復活がない限り名前は永久欠番にしてあげたらいいと思うんだけどねえ。

じゃあ、どんな名前ならいいのか。
それは…