ガラクタだけが人生だ
コックピットの制作は終了しました。スミマセン…
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2006/10/18
12:37:32
トルクカム加工
せっかくクラッチばらせるようになったので、トルクカムを加工してみました。
夜明け前にやってるので暗くて写真がイマイチですが、削ってるのわかるかな?
夜明け前にやってるので暗くて写真がイマイチですが、削ってるのわかるかな?
一直線にしてしまう人もいるらしいのですが、そこまでやる気力も時間もないので、トップギヤで安定させる部分を削って、少しだけ「なで肩」にしてみました。
写真だけじゃどこを削ったかわかんないですね。
図にするとこんな感じ。
トルクカムのしくみついては割愛しますが、要するにピンが最後(下)の直線部分に入っちゃうと、いくらアクセルを開けようが、上り坂に差しかかろうが、変速機は無反応。無反応どころか、速度を上げることによって、ギアも上がる方向にしか動作しない。
トルクカムによるキックダウンを行うには、速度が落ちて、傾斜部分までピンが移動するのを待つしかないです。
でも、スプリングがかなりヘタってるので、それこそ停車寸前のところまでいかないと、傾斜部分に入ってくれません。
そこで、まっすぐだった部分を少し斜めにし、坂道や再加速時にトルクの力でギアダウンしてくれるように、このような加工をしてやるわけです。
図にするとこんな感じ。
トルクカムのしくみついては割愛しますが、要するにピンが最後(下)の直線部分に入っちゃうと、いくらアクセルを開けようが、上り坂に差しかかろうが、変速機は無反応。無反応どころか、速度を上げることによって、ギアも上がる方向にしか動作しない。
トルクカムによるキックダウンを行うには、速度が落ちて、傾斜部分までピンが移動するのを待つしかないです。
でも、スプリングがかなりヘタってるので、それこそ停車寸前のところまでいかないと、傾斜部分に入ってくれません。
そこで、まっすぐだった部分を少し斜めにし、坂道や再加速時にトルクの力でギアダウンしてくれるように、このような加工をしてやるわけです。
この金属はめちゃくちゃ硬いので、削るにはダイヤモンドヤスリが要ります。幅15〜20mmでなるべく薄い奴がいいです。本体がセラミックのやつよりステンレスの薄い奴がいい。ホームセンターで5〜600円かな。
ダイヤモンドの粉がだんだんはがれて削れなくなってきた場合は、はがれた部分を金ノコやグラインダーなんかで切断してOLFAカッターみたいに徐々に短くしながら削ります。
ダイヤモンドの粉がだんだんはがれて削れなくなってきた場合は、はがれた部分を金ノコやグラインダーなんかで切断してOLFAカッターみたいに徐々に短くしながら削ります。
ルーターで削るのもアリかもしれませんが…回転体で削ると段やくぼみができやすいんじゃないかなあ。
カム穴は滑らかじゃないとマズイので、やはりダイヤモンド平ヤスリでの手削りをおすすめします。
とか言って裏表2つのカム穴の形状を合わせるのは「目視で適当」だったりする(汗
カム穴は滑らかじゃないとマズイので、やはりダイヤモンド平ヤスリでの手削りをおすすめします。
とか言って裏表2つのカム穴の形状を合わせるのは「目視で適当」だったりする(汗
で、作業の結果!
35kmから上の回転数がかなり上がりました。
ちょっとウェイトローラー軽くて回転にパワーを食われてる感じ?
今までウェイトローラーにスプリングだけで対抗してた領域に、トルクカムが加勢するわけだからバランスが変わるのは当然。
というわけで、ウェイトローラーセッティングも変えてみたところ、今までの8g×6から8.3g×6でかなりベストなセッティングになりました!
60km/hで流すときはほぼ今までどおりの感覚。でも曲がり角の後の加速や、45kmあたりからの再加速がぐっと力強くなりました。
かなりキツイ上り坂でも55km/h以上はキープしてくれるっぽい。
35kmから上の回転数がかなり上がりました。
ちょっとウェイトローラー軽くて回転にパワーを食われてる感じ?
今までウェイトローラーにスプリングだけで対抗してた領域に、トルクカムが加勢するわけだからバランスが変わるのは当然。
というわけで、ウェイトローラーセッティングも変えてみたところ、今までの8g×6から8.3g×6でかなりベストなセッティングになりました!
60km/hで流すときはほぼ今までどおりの感覚。でも曲がり角の後の加速や、45kmあたりからの再加速がぐっと力強くなりました。
かなりキツイ上り坂でも55km/h以上はキープしてくれるっぽい。
というわけで、今日の結論
「ヘタったクラッチセンタースプリングは人類の宝です
スプリング交換せずにトルクカムを削りましょう」
ただ、40〜50km/hのあたりで回転数が若干上がるので、パワーがあるかわりに街乗り燃費が少し落ちるかな?という予感はします。
「ヘタったクラッチセンタースプリングは人類の宝です
スプリング交換せずにトルクカムを削りましょう」
ただ、40〜50km/hのあたりで回転数が若干上がるので、パワーがあるかわりに街乗り燃費が少し落ちるかな?という予感はします。