ガラクタだけが人生だ
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2009/7/28
22:13:40
続・ツーリング座布団
以前やってたツーリング座布団ですが、実はまだ試行錯誤を続けてたりします。
長距離走行で気になる装備って、AMO的には
1にシート、
2にフェアリング(風防)、
3がナビで
4にタンク
ってな感じで、座布団はかなり重要視してるのです。
そんなAMOのツーリング座布団の現在はこう↓
長距離走行で気になる装備って、AMO的には
1にシート、
2にフェアリング(風防)、
3がナビで
4にタンク
ってな感じで、座布団はかなり重要視してるのです。
そんなAMOのツーリング座布団の現在はこう↓
以前はもっと風船みたいに膨らんだ感じでモコっとしてたんですが、今は結構ぺったんこ。中央部は少し凹んでいて、鞍みたいな感じ。
座った感じも、ふわふわせず、ノーマルよりむしろ硬い感触。
この写真だとわからないですが、座布団の後ろ側がファスナーに変わっています。以前は完全に縫い付けてたのですが、ファスナーにしておけば、いつでも好きなように中身を入れ替えて実験できると思い、改造しました。
さて、肝心の中身ですが、現在はこんなものが入っています。
座った感じも、ふわふわせず、ノーマルよりむしろ硬い感触。
この写真だとわからないですが、座布団の後ろ側がファスナーに変わっています。以前は完全に縫い付けてたのですが、ファスナーにしておけば、いつでも好きなように中身を入れ替えて実験できると思い、改造しました。
さて、肝心の中身ですが、現在はこんなものが入っています。
ドラクエのスライムベスのパウダービーズクッション。頭のとがったところは邪魔なので切り取って縫ってあります。中身はかなり減らしてあります。元の1/5くらい。
クリーム色のは、100均で売ってるクッション入り収納袋から取り出した低反発シート。
黒は、ホムセンのゴムシート売り場で売っているスポンジシート5mm厚2枚。いろいろ条件を変えて実験するために5mm厚2枚にしましたが、多分10mm厚1枚でも同じ効果。
クリーム色のは、100均で売ってるクッション入り収納袋から取り出した低反発シート。
黒は、ホムセンのゴムシート売り場で売っているスポンジシート5mm厚2枚。いろいろ条件を変えて実験するために5mm厚2枚にしましたが、多分10mm厚1枚でも同じ効果。
かさねかた。
上から低反発、高反発、パウダービーズとなっています。
賢明なる諸兄はすでにお気づきと思いますが、この座布団のキモはずばり、パウダービーズにあります。
パウダービーズって、実体は発泡スチロールの細かい粒なんですが、特徴は、
・伸び縮みはほとんどない
・砂のように中で流れる
ということです。
この特徴によって一体どういう事が起こるかと言うと、
・お尻を支える面積を増やすことが出来る
・装着後叩いたりもんだりすることで自由に変形できる
というわけなのです。手前ミソだけど、パウダービーズと組み合わせるって、結構画期的なんじゃないかなあ。
支える面積が増えるって事について、もうちょっと説明すると…
パウダービーズって、実体は発泡スチロールの細かい粒なんですが、特徴は、
・伸び縮みはほとんどない
・砂のように中で流れる
ということです。
この特徴によって一体どういう事が起こるかと言うと、
・お尻を支える面積を増やすことが出来る
・装着後叩いたりもんだりすることで自由に変形できる
というわけなのです。手前ミソだけど、パウダービーズと組み合わせるって、結構画期的なんじゃないかなあ。
支える面積が増えるって事について、もうちょっと説明すると…
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図中に書くの忘れたけど、左がパウダービーズ、右がスポンジの場合。
ギッシリとふわふわの部分を見てイメージして欲しいんですが、スポンジでシートの幅を広げても、結局下の支える部分が狭ければ、横にはみ出した部分って体重を受け止めるにはスカスカで、下に力が抜けていっちゃうので、あんまり支えとしての意味がないんだよね。
その点、伸縮性が少なくて、ギッシリ詰まる感じのパウダービーズだと、縮まない分、支える力が強い。クッション部分でなくシートベースが大きくなったような効果が得られるというわけです。
しかも、パウダービーズは自由に形が変えられる。これも大きい。上面をフラットにしたり、微妙に凹型に整えたりとかできます。
セッティングの方法も、座布団の外袋に入れ、車体に取り付けたあと、揉んだり叩いたりしながら自分の好みの形に変形させていく感じになります。
自由に形をアレンジできると言うことは試行錯誤が無限にでき、失敗ということを考える必要がないわけです。ものすごく簡単で、楽しい。
ちょっと座り心地が気になったら、すぐ修正できる。信号待ちでもぽんぽん叩いて、微妙に調整したり。
それと、乗っていると自分のお尻の形に合った感じに変形して、だんだんなじんでくるような気もします。圧迫の強い部分から弱い部分にビーズが少しずつ動くのでしょう。
ギッシリとふわふわの部分を見てイメージして欲しいんですが、スポンジでシートの幅を広げても、結局下の支える部分が狭ければ、横にはみ出した部分って体重を受け止めるにはスカスカで、下に力が抜けていっちゃうので、あんまり支えとしての意味がないんだよね。
その点、伸縮性が少なくて、ギッシリ詰まる感じのパウダービーズだと、縮まない分、支える力が強い。クッション部分でなくシートベースが大きくなったような効果が得られるというわけです。
しかも、パウダービーズは自由に形が変えられる。これも大きい。上面をフラットにしたり、微妙に凹型に整えたりとかできます。
セッティングの方法も、座布団の外袋に入れ、車体に取り付けたあと、揉んだり叩いたりしながら自分の好みの形に変形させていく感じになります。
自由に形をアレンジできると言うことは試行錯誤が無限にでき、失敗ということを考える必要がないわけです。ものすごく簡単で、楽しい。
ちょっと座り心地が気になったら、すぐ修正できる。信号待ちでもぽんぽん叩いて、微妙に調整したり。
それと、乗っていると自分のお尻の形に合った感じに変形して、だんだんなじんでくるような気もします。圧迫の強い部分から弱い部分にビーズが少しずつ動くのでしょう。
難点は、座り心地が固めになること。
伸縮しないので、パウダービーズだけだと、土のうに腰掛けてるみたいになります。
そこで、上にクッションを置いていくわけですが、今のところ硬いスポンジ10mm+やや柔らかいスポンジ5mmくらいが最適解かなと。
やわらかいスポンジだけでは、絶対ダメです。
人間が座った時点で最薄まで縮むようでは、クッションの意味がありません(体圧は少しは分散するけど)。サスで言えば、座ったらそれだけでフルボトムになっているようなものです。走行中のクッション効果は望めません。固めの高反発も入れるほうがいいです。
伸縮しないので、パウダービーズだけだと、土のうに腰掛けてるみたいになります。
そこで、上にクッションを置いていくわけですが、今のところ硬いスポンジ10mm+やや柔らかいスポンジ5mmくらいが最適解かなと。
やわらかいスポンジだけでは、絶対ダメです。
人間が座った時点で最薄まで縮むようでは、クッションの意味がありません(体圧は少しは分散するけど)。サスで言えば、座ったらそれだけでフルボトムになっているようなものです。走行中のクッション効果は望めません。固めの高反発も入れるほうがいいです。
というわけで、AMO式ツーリング座布団のポイントは
1.パウダービーズを入れた袋で、「自在に変形できるシートベース層」をつくり、横幅を拡大、大まかな体圧分散もここに担わせる。
2.パウダービーズは伸縮性がなく座り心地が硬いので、高反発ウレタンスポンジを載せてクッション性を持たせる。
3.最上部に、柔らかめのスポンジor低反発シートを使って、尻と接する部分の、ミクロ的な仕上げの体圧分散(ジーンズの縫い目の吸収など)を行う。
こんな感じです。
ちなみに、パウダービーズの量は、好みの形に整えた後、座布団中央部でごく微量、あるかないか、って感じになるとベストです。シート高の上昇を最小限に抑えて、シート本体のクッションも生かせるので。
通常のバイクのシートにもパウダービーズ使えばいいのにな。シート本体を改造するときには絶対やろうと思います。シートの裏側に出し入れ口があって、自由にアンコ抜きアンコ増しできる仕組みとか作ったらいいんじゃないかなあ…
1.パウダービーズを入れた袋で、「自在に変形できるシートベース層」をつくり、横幅を拡大、大まかな体圧分散もここに担わせる。
2.パウダービーズは伸縮性がなく座り心地が硬いので、高反発ウレタンスポンジを載せてクッション性を持たせる。
3.最上部に、柔らかめのスポンジor低反発シートを使って、尻と接する部分の、ミクロ的な仕上げの体圧分散(ジーンズの縫い目の吸収など)を行う。
こんな感じです。
ちなみに、パウダービーズの量は、好みの形に整えた後、座布団中央部でごく微量、あるかないか、って感じになるとベストです。シート高の上昇を最小限に抑えて、シート本体のクッションも生かせるので。
通常のバイクのシートにもパウダービーズ使えばいいのにな。シート本体を改造するときには絶対やろうと思います。シートの裏側に出し入れ口があって、自由にアンコ抜きアンコ増しできる仕組みとか作ったらいいんじゃないかなあ…