ガラクタだけが人生だ

ジュリオ止まりました…

先日、出勤中の交差点で、信号待ち中にストール。
あれっと思って、歩道に入れて、キックしようと思ったらキックが下りない！
キックが降りないなんて初めてだったので、かなりブルーになりました。

実は、前兆はあって、エンジンノイズが最近大きくなってきてました。エンジン音と別にモーター音みたいなシュイーンって音が出てる。
駆動系から出てるような気がして、しかもクラッチがつながる前から出てるので、プーリーかなーと思って、プーリーをバラしてメンテしてみたのです。でもプーリーには特に異常はなく、音もかわらずでした。
腰下だったらイヤだなー、とりあえずピストンとシリンダーをそのうち見てみるかー、と思っていた矢先の完全停止。

仕方ないので、会社までは押して歩き(遅刻した）、数日後にノアに積み込んで帰りました。

うわー、なんだこりゃ。

すり傷というにはあまりにも深い、謎の打痕が二つ。
シリンダーのバリがどうとかいうレベルじゃないです。
大きいほうなど、削れたアルミがピストンリングを挟み込んで動かなくしています。こりゃひでえ。

さらに謎なのは、シリンダー側に何の傷跡もないことです。

アルミ合金より硬くて、鋳鉄よりやわらかいものがはさまった？
いやそれにしたって、シリンダー側に何らかの痕跡は残りそうなモンですが…
いったい何が起こったのやら、全く見当がつきません。
何かがシリンダー内に入ったっぽいですが、エアクリーナーは普通について機能している状態。こんな大きな硬いゴミが入るとか考えられない。
キャブからから燃焼室までの間にある何らかの部品が外れたか欠けたかしてピストンを傷つけた後、排気側に出て行ったのだろうか？

うーんわからん。

こんなこともあろうかと、スペアのピストンは持ってたので交換して元通り組んだら、とりあえず普通に走るようにはなりました。
ただし、エンジンノイズは完全には収まらず…
多分ピストンに大きな傷が出来た時に、腰下もかなりダメージうけてるっぽいorz

現在、もうすぐ３万キロ、年数にして11年半というところなのですが、まだ乗りたいんだよねえ…
またエンジン買うという手もありますが、そろそろ中古市場のエンジンもいい加減ボロばっかりになってきてる気がする。
とりあえず今は腰下修理をやる気はないのですが、それ以外の修理をしても完全に動かなくなるまでは、乗る予定。

4ストのジュリオ100が出れば乗り換えるのになあ…
別にジュリオじゃなくても、床が完全にフラットで、シートも完全にフラットなスクーターがあれば、乗り換えも検討するのですが、そんな車種ないしね…ジュリオしかないのよ。

AX-1があるので、1台に絞るというのもアリといえばアリなんですが、荷物の大きさや形状によってはジュリオじゃなきゃダメなときもあって、つらいところ。

なんとか、もうしばらくがんばってもらいたいと思います。

ちなみに、まだまだ先の話ではありますが、現在のエンジンが完全死亡した時には、電動化も検討してたりします。
それまでに電池とモーターの技術革新と低価格化が進むといいなあ。