ガラクタだけが人生だ

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縦挽き冶具

AMO愛用のマキタM562は、実売価格1諭吉に収まる丸ノコです。アルミべースでブレーキつきですが電子制御はなし。世間的には廉価モデルって位置づけだと思いますが、AMOの持ってる工具の中では高価な部類に入ります。

そんなわけで、せっかく買った丸ノコを使い倒すために色々ジグを作ってて、代表作がこのスライド台なわけですが、それ以外にもいろいろ作ってまして、最近作ったのは「らくらく縦挽きガイド」。

最近までこの自作テーブルソーで挽いていたのですが、イマイチ安定感がないというか、テーブルソー特有の恐怖感もあるし、やっぱツーバイのほうを台に置いて、刃は下向きで作業できるほうが断然いいよなーと思い始めた。
で、最初、頭の中に理想系として思い描いてたのは、ベースの下にもう一枚、長穴をたくさんあけたアルミの厚板をくっつけて、この板に自由自在にアルミ製のガイドバーがセットアップできる、っていうこの落書きのようなモノだったのですが…(板に刃が通る穴がないのは単に描き忘れ。)
フレキシブルで高精度なガイドを作ろうかなーと思ったんですが…
理想を追うには材料費が圧倒的に足りないことに気づいて、とにかくある材料で適当につくってしまえ、と思ってやっつけで作ったらこうなりました。落差ヒドスw
まー試作品ってことで。
なんという手抜き
こんなふうに使います 陰影が少ないので分かりづらいんですが、要するに板に刃が通る穴をあけ、表と裏に板の切れ端を接着しただけです。

ツーバイ材がウラの2本のガイドの間を通りながら真っ二つになっていくわけです(実際に動かすのは丸ノコとこのジグのほうだけど)。

オモテ側の木片を接着するときは、丸ノコを板に置いた状態にしておいて、木片をベースにぴったりくっつけるように置いて接着します。セットした状態で丸ノコが全く動かないのが理想だから。

本当はボンドだけじゃなくネジも併用するほうがいいのですが、ネジ止めするとき位置が微妙にずれてしまうんですよね。その点接着だけなら、位置を決めて動かさなければ全くズレないので、今回は精度優先で接着だけにしてます。OSBって木工用ボンドしっかりつくのかな?と心配しましたが、少しペーパー当てとけばがっちりつくみたい。
コイツは裏側のガイドバーが固定なのでツーバイを中心線で真っ二つにするだけしかできませんが、そのうちアングルをネジ止めして切り幅を変えれるモノも作ろうと思ってます。
今まではそれなりに苦労してクランプとか何本も使ってセットアップして挽いてましたが、コイツなら丸ノコにかぱっとはめて、下に捨て木をひいてツーバイを置いて、ガーっと切るだけで見事に中心線で真っ二つになってくれるのですごく楽です。

ちなみにカットした面のフチは角ばっているので、例の自作トリマー盤で面取りします。

知ってる人は知ってると思いますが、ツーバイの半分の角材ってのは結構使い勝手の良い材料なので、ツーバイ真っ二つジグ、一つ有ると重宝しますよ。

ここから余談ですが…

丸のこに標準でついてくる直線切りガイドありますよね。ぺらぺらの頼りないやつ。あれの意味がわかんない。何なんだろう。
だってあれで直線出すの無理じゃん?
AMOはどうやっても無理だったよ。

あれで直線出せる人っているのかなあ。
それとも自分の使い方が根本的に違うのか…うーむ。

【miyao】
縦挽き冶具、素晴らしいアイデアですね早速使わせていただきます。
ガイド木片のボンドでの接着は、下穴をあけてからセルフドリルネジで固定しました。面白そうなのでまた寄らせて頂きます。
ありがとうございました。

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