ガラクタだけが人生だ
コックピットの制作は終了しました。スミマセン…
サイト再構築中のため、一時的に表示がめちゃくちゃになっていることがあります。
ナビマウント自作
バイク用マウントとかネットじゃ結構売ってるんですが、何しろ高い。
ナビ本体でお金を使ってしまっているので、ここからはがっちり節約です。ナビ本体は自分で作れないけど、マウントは作れるわけだから。
いきなりホームセンターに行くとお金を使ってしまうので、まずは家の中を探索。いくつかあるジャンク箱をあさって、使えそうなものを探します。
そしたら、こんなの発見。
ずいぶん前に買ってお蔵入りになっていたUボルト。3組出てきた。
なんか油がついてて汚れてて、ちょっとだけ錆びてますがまだ使えそう。
ちなみにこのUボルトはネジピッチが普通のミリネジと違うので、ナットをなくさないように注意です。一度落っことしてあせった。
なんというぴったり感である事かー!
ジャンク金物の精霊(AMO脳内設定ではツンデレ)がまさしくデレた瞬間であります!
「べ、べつにアンタのためじゃないんだからね!コイツがずっと箱の中でサボってるから働かせるだけなんだから!」(CV:釘)
なんか既に勝った気がしてきたなこれは。
以前から言ってますが、ステー、マウントなんてものは、何らかの物体を取り付け部にがっちり留めることができたら勝ったも同然なわけです。その物体から先はどうにでもなるんだから。
そんなわけで設計図はこう。
我ながら完璧な設計図だなw
つーかこれを設計図とはいわないw
まー要するに、
1)板を一枚、しっかりハンドルにくっつけられるようにする
2)マウント部は別途適当につくる
3)1と2をがっちりとくっつける
じつに当たり前でひねりが無い。何のサプライズもなくてすまぬ。
木で作るのかよ!って突っ込みもあろうかと思いますが、AMOなのでもちろん材料は端材です。ベニヤの12mm、9mm、5.5mmを適当に使いました。
板を小さく切って貼っての作業なので、丸のこスライダーの独壇場です。ある意味折り紙をはさみで切るよりも簡単に切れるので、あっというまにカットはできちゃいます。
それをクランプでしっかり圧力かけながらボンドで貼り合わせて、できたのが…
ゾウさんに見えなくも無い。
ゴリラをマウントするゾウ。動物つながりで洒落てるということにしてください。「ミニエレファン」とでも名づけるか。
上から見たところ。
こちらからミニゴリラがスライドインします。
装着してみた図。
ゾウさんの耳と鼻ががっちりゴリラ君を抱きとめております。ウホ。
そのままだと上に飛び出したらいけないので、一応L字の金折れか何かを後ろにマジックテープで貼り付けて止める予定。
実は抜くのに苦労するくらいキツキツに作ったので、上を押さえなくてもまず大丈夫そうなんですが。
木目調パネル、というかリアルウッドパネルなんて一部の高級車にしか使われてない贅沢仕様なので、コレが高級だ!と開き直ることも考えましたが、さすがにベニヤモロ出しはまずいかなあ、と思えてきました。「えーマジベニヤー?ベニヤが許されるのはスーパーカブまでだよねー」とか言われそうなので、黒く塗ってごまかします。
というか、塗装は耐水性の面でも絶対必要。
俺っち最強耐水ボンドで接着してるから完璧ダゼ!とか思っても、湿気にやられると接着面ではなくベニヤ自体の積層が剥がれてくるので、しっかり塗りましょう。
ちなみに、本格的に耐水仕様にする場合はFRPの樹脂を塗るらしい。
さて、いよいよバイクに装着です。
ハンドルバーにすぺり止めシートをひと巻き巻いて、Uボルトを締めます。
そうすると…
ライダー視点ではこんな感じ。
メーターも隠れないしちょうど良い。
キーの抜き差しが少しちょっとやりにくいけど、許容範囲かな。
がっちりついてて、変な振動もないです。
角度調整も自由にできるし、いい感じに見れます。
位置的にちょっと下を向いて見ることになるので、走行中はあまりナビばかり気にしてると危ないね。なるべく停止中に見るようにしたほうがいいですね。
とりあえずマウントについては、これで出来上がりとして、しばらく使ってみます(まだ上の押さえがついてないけど)。
ナビ本体の使い勝手については、また別途知らない道を走ってからレポートします。
今回のMVPは何と言ってもジャンク箱で発見したUボルト君だなー。賞状をあげたい。