ガラクタだけが人生だ

えー、実はケミカルとかぁー、結構好きでぇー。
皆さんに内緒でNNL690なる添加剤を使っていたのですよ。

現在、AX-1に添加後約3000kmですが、使ってみた結果をご報告。

まず、燃費ですが、微妙〜に向上。
走り方で燃費は結構変わるので比較が難しいのですが、通勤にだけ使ったときの燃費で比較すると…
添加前---28.5〜30km/l。
現在-----29.5〜31km/l。
中古で買った当初は町乗りだけだと30km/lを少し切るのが普通で、30km/l超えてると「おー30行ってるな」と喜んだものです。
それが、最近は30台が普通。31突破も時々。ごく稀に30を切るという感じ。

ツーリング燃費の最高値は添加前の39km/lが最高。添加後の最高は37.5km/lなので、添加前が勝ってますが、これはルートも違うので全然比較になってないです。
心象としては、多分NNLでそんなに大きく伸びることは無いんじゃないかと思います。

しかし、燃費より顕著に変わったのはフィーリング。
ノーマルスプロケのAX-1って、5速4000回転でだいたい60km/h走行になると思うんですが、この60km/hで4速使うか5速使うかが、結構微妙なところだったのです。
4000回転切ってくると、ちょっとトルク不足かなって感じがして、4速に落としてたんですが、これが全然変わった。
55〜60km/hが、5速で走れる。3500回転〜4000回転あたりが、力強いとは言わないまでも、以前より普通に使える感じに変わって来てます。

添加後500〜1000kmくらいは、「なんか5速60km/h巡航が楽な気がするけど気のせいかな？」レベルだったのですが、2000kmを越えるころには完全に「変わった」と確信できました。かなり遅効性です。

以前は一般道で6速使うとかありえない感じでしたが、今ではメーター見ずに感覚だけでどんどんシフトアップしていくと、60少々でいつのまにか6速に入ってる時がある。で、メーター見てあれっと思って、回転数がやけに低いので、エンジンに悪いか？と思ってあえて1速下げる、なんて事もよくあります。

それと、吹け上がりも変わったと思います。
AMOはへタレライダーなので、普段あまり上まで回さず、加速時でも6000回転から上はほとんど使ってませんでした。6500以上回すと音や振動から「エンジンがんばってるぅ〜」って感じがして微妙に怖さもあったし。それが、今は7000〜7500くらいは振動もノイズも少なく、当たり前のように楽々回るので、結構高回転も使って加速するようになりました。
高速の100km/h巡航も静か、というか無理がない感じになってると思う。

というわけで、主観も多分に入ったレビューではありますが、AX-1にNNL690、結構おすすめ。
燃費の向上はわからないか、ごくわずかって感じだけど、4000回転未満あたりのトルク不足感はずいぶん緩和されます（バイクの個体にもよるかもしれませんが…）。
シングルの250ccバイクに使うなら、一回30〜40ccでいいので、オイル交換一回につき350円くらいですか。一本買えば十分車体寿命まで使えます。
遅効性なので、1500〜2000km程度がんばって走ってみてください。気長にいきましょう。

ちなみに２ストにも有効とあったので、ジュリオのエンジンオイルにも混ぜてみました。あとギアオイルにも混ぜた。が、こちらは全く効果がわかりませんでしたｗ
でもずっと機関は絶好調なので、延命効果とかはあるんじゃないかなあ。あるといいなあ。