ガラクタだけが人生だ

皆様お久しぶりでございます。ってもう誰も見てないかもですがｗ

実は、重大報告があります。
近々ジュリオ君をゴールさせてベンリィ110に乗り換える予定です。

↓こんなバイクです。

AMOにとっての、ジュリオ的なるものっていうのは

・荷物も積める低床フラットフロア
・長時間乗っても疲れないシート
・実は積載性がかなり良い
・他者を威圧しない癒し系の外観

という感じ。

もちろん、ラビット譲り？のレトロなデザインも気に入ってて、できればラビット125復活！とかあれば超嬉しいですが…でもこれはもうスバルとホンダがコラボでもしない限り多分無理。ジュリオがもっと爆発的に売れてれば可能性あったかもしれないけど…やっぱあのデザインは世間一般にはニッチだったんですかねえ。

というわけで、２種ジュリオに最も近い車種としては今後もこれ以上のものは登場しないであろうという事で、ベンリィ110に決めました。現行2種スク中最も遅い、と言われてますがそれはもう覚悟の上。

他に候補として挙げてたのは、ＰＣＸとスーパーカブ110。
ＰＣＸは、絶対モノがいいのはわかってるんですが、仕事でタウン紙のポスティングに使うので、ちょっとかみ合わないところがあるというか、頻繁に乗り降りするにはフラットフロアな方が良くて、あと、ブレーキロックが必要だったんですよね（ジュリオにはあるのです）。
カブは、これもいいのはわかってるんだけど、どうもデザインが好きになれなかった。先代の丸目デザインは好きだったんだけど、現行モデルは日本人の感性より大マーケットである中国の人民にウケるザインに振ってあるのか、外観・メーターパネル含めてどうも自分の感覚では受け入れがたかったです。

その点、ベンリィは何も引っかかるところがなかった。レッグシールドと丸ライトの感じは割とジュリオにも似てますし。メットインは無いけど、10Ｌタンクで400km以上航続できるし、リアボックスも100L以上！のものが選べるし、自分にとってはメリットの方が多い。

今までたくさん記事もアップしてきたので、ジュリオ終了を残念に思われる方もおられるかもしれませんが、どうぞご容赦を頂きたいと思います。

でも…考えてみれば、50ccの車体で４万３千キロ走りましたので、50ccの一般的な寿命をオドメーター上限の１万キロとすれば、その４．３倍。人間の寿命を８０歳としたら、ジュリオ君は人間に例えればなんと３４４歳に相当します。

本当によく頑張ってくれたと思います。

それまで250や400しか知らなかった自分に、50ccスクーターの楽しさ、50ccで車と同じ道を走る怖さを教えてくれました。その後は、ボアアップの難しさとうまくいった時の喜び、小排気量で旅する何ともいえない味わいなど…本当にいろいろと貴重な体験が出来たと思います。

ちなみに、現在のジュリオは、始動困難（２〜３分かかる）と、アイドリングが１分程度しか維持できない症状で、何とか乗れるけど、ものすごく神経を使う感じになっています。
エンジン交換すればそのエンジンなりに回復するのはわかっているのですが、もう、それはやりません。
理由は「やっぱり仕事で使うのにボアアップ車は無理がある」という事を痛感したから。

個人で開業して今１年半ですが、仕事上移動手段の信頼性ってのはすごく大事なので、ジュリオが時折不調になったりすると「本当は機関ノーマルで乗るべき」という考えが自分の中でどんどん大きくなっていました。
乗り換えを考えるに当たっては、やっぱり愛着がある分ストレスも大きくて、一日ブルーになったりもしました。
でも、最終的には、今後10年、個人事業主としてしっかり仕事をする、そのパートナーとして、純正で2種のバイクを選ぶべき、という決断に至りました。

というわけで、ベンリィ110ライフ、始まります。

ただし。

最後に、ジュリオ君のフィナーレツーリングを企画しています！
AX1ではよく日本海を見に行ったけど、ジュリオではまだ行ってないんですよね。なので、日本海まで抜けたい。

アイドリングが維持できず始動困難のジュリオでそんなことをするのは無謀かもしれません。帰って来れないかも知れない。
でも、最後に、絶対やりたいと思っています。
失敗しても成功してもここで報告しますので、どうぞよろしく。