ガラクタだけが人生だ

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ソロ野宿とヘッドライト

空き地野宿withAX-1

梅雨の雨の合間を縫ってまたソロ野宿してきました。今度はAX-1。写真は朝5時半。

キャンプ場でも何でもないただの空き地にテント張って寝るのもだいぶん慣れてきた感じ。ロングツーリングに向けて着々と進歩していると言えますな。文明人としては退化してる感じだけど…

こうして一人で野宿してると二人以上で張るキャンプと一人で張るキャンプってのはぜんぜん違うイベントだなあと実感するわけですが(キャンプに限らずなんでもそうだけど)、二人以上も楽しいけど、一人ってのも結構いいかもな。ていうかいいよ。
今回は野営地確認したあと10時ごろまでぶらぶら走ってましたが、一人だと夜も自分の気の向くまま好きに走れる。
で、テント設営したら缶ビール片手に本を読んで、眠くなったら寝る。このシンプルさが実によい。

まあ犬の鳴き声とかしたら凄い緊張感あるけどな。一応日本では狂犬病は撲滅済みってことになってるけど狂犬病関係なく食い殺されることもあるかも知れんし。犬がうろうろしてないか周辺確認はしといたほうがよいかも。
ところでキャンプで読書といえば明かりが必要なわけですが、今回はこいつがMVPです。

ヘッドライトマンセー

OHMの1WヘッドライトHL-505。
最近使ってみてわかったんだけどヘッドライトってほんとに便利だな。両手が使えるってすばらしいよ。もうソロキャンプの明かりはこれ一つで十分な気がしてきた。
設営も読書も余裕。

ただ、一点気に食わないところがあったので改造を施してあります。何が気に食わないかというと、中央に明るい光のスポットができること。
反射板の性能がいいのかなんなのか、やけに真ん中に光を集めやがります。

光が集中してる部分は遠くを照らして見るのに有効なんだと思うけど、読書やテント設営ならべつにいらない。むしろ邪魔。

そこでこのように配光特性を変更。
まんべんなく照らすほうがいい
一見、改造前のほうが明るいように見えますしトータルの光量を科学的に計測すると確かに改造前のほうが明るいはずですが、ここで忘れちゃいけないのが人間の目には瞳孔というものがあるってこと。
中央部に強い光があったら瞳を絞っちゃうので、結局中央の強い光に目が最適化されて周囲の部分は見にくくなっちゃうのです。過ぎたるは及ばざるが如し。

これでまんべんなく照らすようになって、読書も快適。
一方、AMOはアルミホイルを使った。 改造方法ですが、光を無駄にしないようにしようと思ったら精密なレンズを複数組み合わせて…とかいう事になりますが、AMOがそんなことするはずもなく、答えは「鏡面の反射板に一度くしゃくしゃに丸めてから伸ばしたアルミホイルを貼り付ける」だけ。乱反射させりゃスポットは消える。「一方ロシアは鉛筆を使った」的ローテク解決法。

6LED式とかの、光源が複数のLEDでできているものは反射板の構造上スポットができないので、改造が面倒ならそっちを選ぶほうがいいかも。でも1WLEDの明るさも捨てがたいんだよなあ。
というわけでキャンプにヘッドライトはおすすめ。

ちなみにもう一個TIPS。
電池が切れたら困るのでヘッドライトの予備電池を携帯しますが、夜中に電池が切れたら真っ暗になってしまいます。さて、真っ暗な中どうやって電池を替えるの?ってなりますが、携帯電話をぱかっと開けて画面を発光させると結構明るいので、その光で電池交換ができます。困ったらお試しを。

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