ガラクタだけが人生だ

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PETをあぶってみる

風防が欲しいの続き。

自作スクリーンに挑戦することが決定して、アクリルか塩ビ板だよなーと思いつつホームセンターへ。
そしたら、アクリルと塩ビに混じって、PET板ってのがある。アクリルより安い。

PETっていうとPETボトルのペラペラなイメージがあったので、大丈夫なのかなと思いつつ手にとってみる。1.5mm厚とか2mm厚とかはかなりしっかりしてる印象。アクリルとかわんない。たわむ感じが微妙にやわらかいかな、ってくらい。
売り場の説明によるとアクリルより加工性がよく、アクリル用接着剤で接着もできるらしい。ただし耐熱温度が85度。
うーむ、微妙なラインだ。炎天下で長時間駐車してたら変形するかな?

でも、逆に考えると、これって85度で自由に変形できるって事になるんじゃないか?
なんかそう考えるとオラワクワクしてきたぞ。

結局、そのワクワク感で、300×450の1.5mmPETを1枚購入。約1,000円。
その翌朝、早起きして早速あぶってみる。
道具は例のコタツヒーター。
もし焦がしてしまったら1,000円が無駄になってしまうが、多分大丈夫でしょう(根拠の無い自信がなぜかある)

で、その結果…

これは…おもしろい!
1.5mmのPET板を電気ストーブあぶると、85度を超えたところでふにゃふにゃになります。べつに煙も出ず、焦げもしません。
あのテーブルの上に敷いたりする、透明ビニールクロスと同じ状態になるんです!

この状態で自由に変形できて、冷やすとそのままの形で固まります。こりゃー面白いオモチャを手に入れた。ちょっとしたプラスチックパーツとかすぐ作れそうだ。

以下は、あとから出た端材でいろいろ実験してるの図です。

スルメを炙るように

電熱器でスルメを炙るように炙ります
透明だからどこにあるかわかんないかな。

しんなりしてきたら、変形準備OK!

アングルで挟むと…

たとえば、このように2本のアングルに挟んでそのまま冷やせば…

きれいに曲がる!

直角パーツのできあがり!
冷えてしまえばカチカチです。

というわけでPETのステキな熱可塑性がわかりました。次回は、実際に加熱しながら加工したPET板をAX-1に取り付けてみようと思います。

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