ガラクタだけが人生だ
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ファスナー金具の修理
以前にバイクキャンプの記事で登場してた、このドラムボストンですが、ファスナー金具が壊れてしまいました。
スズキの販売店でタダでもらった粗品なので、壊れたのを捨てたとしても別に損はしないのですが、ちょっとしたお出かけやお泊りにちょうどいいサイズなので、結構重宝してる訳です。
小さな部品のちょっとした破損なんだけど、これで開け閉めができなく(すごくやりにくく)なり、カバン全体が「使えねー」ってなってしまうんですよね。「もう捨てようか」ってくらいに…
かなり死活問題のパーツな訳です。
でも、この部分以外、縫い目も生地もすごくしっかりしてるんだよね。ほんとにもったいない。
ここはひとつ、がんばって直しちゃいましょう。
金具の箱をあさって、材料を選定。
ちょうどいいのがありました。
正式名称なんていうのかわからないんだけど、コの字型の釘。コードを柱に這わせて固定するときとかに使うやつ。
こいつの足をペンチで短く切って、ビニールの皮をむきます。
そして道具はおなじみのこの人たち
板金ハンダ、強酸フラックス、ハンダゴテ。
写真のコテは30Wなのですが、実は30Wで板金ハンダは結構キツイです。
しかし、高出力の半田ごてを使うと、金具の中のファスナーに熱が伝わって溶けてしまう可能性があります。
というわけで、こういうときは、はんだ線をアンビルの上で叩いて、薄ッぺらく伸ばしておきます。
これなら、熱した母材にハンダを接触させた時すばやく溶けてくれるので、短時間で作業できます。
できあがり図。
あんまり綺麗じゃないけどまあがっちりくっついてるので許してくだされ。
ファスナーの樹脂も溶けることなく、うまく作業できました。
ちょっと足の長さが違って斜めになってるけど、折れ残った出っ張りの長さを計算してなかったのでこうなった。
ちゃんと削っとけばよかったかな。まあ実用上問題ないので良しとします。
あとはツマミになる部分を適当なヒモかリボンで作ればOK。コレで快適に開け閉めできます。復活。
ワンポイントでオレンジか赤を入れたかったんだけど、適当なリボンが茶色しかなかったので地味になってしまいました。後でまた探そう。
ジーンズとかだとこの根元の部分が引っ張られるとロック解除で開け閉めできるけど引っ張って無いとズレない構造なんですよね(^_^;)
ロック機能の無いシンプルなつくりでよかったですね。
日本語だと絶縁ステップルですか。
www.monotaro.com/c/055/556/
英語だとinsulated cable staplesらしいです。
自分のジーンズ見てみたら…確かにロック機構がついてる!
かばん類はあまり付いてないとは思いますが、よかったです。これは直せそうもない。
>An Occasional Visitorさん
絶縁ステップル!
何か、サンデーかマガジンのコミックのタイトルっぽい。