ガラクタだけが人生だ

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ツーバイ斜め切り込みジグ

ベッド製作記その2。

土曜日は友達と夜遅くまで遊んで(3D映画のアバターの、夜の上映見に行った)、日曜日は体調不良で寝込んでたので、あんまり進んでません。
家族には、「自分だけ遊びに行って体調崩して翌日寝込むとか最低」とか非難されるし、でもその通りなので「誠にすみません」しか言えませんでした。合掌。

でも、日曜昼頃だけ比較的体調が良かったので、大入れアリを作るための切り込みジグを作ってみました。

こんなジグを考えた

AMOはいわゆる職人のワザ的な木工修行を全くやってないので、手挽きのノコギリとか、考えられないくらいヘタクソです。

大入れアリの斜め切り込みとか、フリーハンドでやったら失敗するのは目に見えてます。

そこで、こんなガイドを考えてみました。

上の材は、アリの受け側、凹みになる部分。
右下は、アリホゾ、凸になる部分。

垂直に切り込むため、スリットのある四角いガイドは、裏表に貼り付けます。

コレなら、凹凸の斜めの角度が常に一致して、安定した嵌め合いが出せるのでは?という目論見。

適当な材料ですが、緻密につくらないとね

そんなわけで、用意した材料。
斜めに削ぎ落としたツーバイと、鉄のフラットバーをグラインダーで切ったもの。切り口適当すぎw

ツーバイは無造作に見えますが、垂直をキッチリ出すためJETのカンナ盤も動員してます。

鉄のガイド1個完成

鉄のバーに穴あけをして、ネジで連結します。
ネジサイズは少し小さいかなと思ったけど4mmにしました。その代わりユニクロじゃなくステンです。5mmと迷ったのですが、4mmステンでかなりしっかりします。種類は、普通の皿ネジより頭が小さいサッシビスがいいと思う。

穴あけの位置は結構シビア。かなり真剣に位置決めしました。

短いほうの鉄片には少し余裕のあるサイズで穴をあけて、多少の調整を可能にしておきます。平行四辺形での変形もできますが、穴の余裕はあったほうがいいです。

長いほうの穴はネジサイズ+0.2mmとか、ピッタリでいいけど、材をはさむ部分にネジが飛び出していたらダメなので、皿取りしてはみ出さないようにします。

この鉄のループを2つ作り、ツーバイに穴あけして、ネジとナットでくっつけると…

「切り込み隊長」ver1.0

北斗の拳とか、マッドマックスとか。

できました〜

裏表にガイドがあるから、垂直に、そして一定の角度で切り込めるハズ!
ツーバイと留めてるネジはちょっと長すぎました。6mm×60mm使ったんだけど50mmがぴったりだった。

左は調整風景。なんか銃器っぽい感じでテンション上がる。

すき間はゼットソーに合わせてあります。ここをノコギリが切り進んでいくわけです。

さて、試し切りやるか〜と思ったら、ジグが出来上がって気が抜けたのか、吐き気と頭痛がまた襲ってきたので、急いで掃除して片付けて、パジャマに着替えてまた布団の中へ。夜までそのまま寝てたので、結局試し切りはまだ出来てません。

翌朝には体調も元通り復活したので、次は試し切りと大入れアリの試作を実行しようと思います。

【スプラ】
こんばんは

お恥ずかしい話でスプラも手ノコ・手カンナ・手ノミのたぐいは全く使えません。なので今回のジグは興味津々です。試し切り&試作のレポ楽しみにしてます。

お体お大事に。

【鳩山一郎】
ごく基本的な道具と考え抜かれたジグで、精度と難度の高い加工をする・・・。
醍醐味ですね。

手ノコでの角度切り用にソーガイドというのも市販されていますが、自作する人もいるようです。
ノコを沿わせる面に板磁石が貼ってありましたね。
【AMO】
私のガイドは刃先が鉄にこすれるので、道具を神聖視する人にとっては許せない邪道なんだろうなーと思うんですけどね…正統派の人からは笑われるレベルです。

犬小屋の記事やトップページの写真にもちらっと写ってますが、いろいろやった結果、鉄のガイドで完全に切断ラインを規定してしまうのが一番誤差なく正確に切れるので、やめられなくなってます。

正統派の木工家を目指す人には決してお勧めできないんですが、初心者でもかなり完璧に近い直線カットができるのがメリットです。

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