ガラクタだけが人生だ

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インチキ技「あとダボ」

前回のテレビ台、結局足の部分はネジ+ボンド、天板はネジのみで留めて、しばらく使ってみたのですが、どうも気に入らないので若干アップデートしました。

気に入らなかった部分
・ネジはそんなに目立たないという予想でネジを打ったが、やたら目立つ
・台形にした天板の前面の角が鋭角でなんか落ち着かない
・後ろ足の真後ろに壁のコンセント&アンテナ部分がきてしまって抜き差ししにくい

というわけで、結局天板の形は普通に四角形にして、ネジが見えない形に変更しました。

今はネジ+ボンド

まずは足のネジ。

内側から打ってて、外側にはネジ頭はないんですが、斜めから見たらかなり目立ってかっこ悪かったorz

これはもうボンド+ネジで固めてしまったので、組んだ木をバラすことはできません。
そこで、非常にいんちき臭いダボ組み、AMO式「あとダボ」でアップグレードします。

ネジ抜いてダボに ドライバーでネジを全部抜き、その抜けたネジ穴の位置に、ダボのサイズの穴を開けます。
貫通でも非貫通でもOK。非貫通なら貫通の5mm手前くらいにしたらいいと思います。

見た目と手間を考慮して非貫通としましたが、今回使った市販の10mmダボは、ツーバイの厚みを貫通できる長さがなかったのでどっちみち両面貫通は無理だった。

で、少しボンドをつけたダボをゴムハンマーで叩き込む。
(c)のほほん師匠 ダボの頭をカット。
木片と細工鋸の替え刃をくっつけたダボ切りのこは、知る人ぞ知る木工サイトのほほん木工房を見て作ったもの。いいですよねコレ。

ちなみにのほほん氏はAMOにとっては心の師匠。面識も何もありませんが、あの路線に行きたいと、常々思っております。師匠ご自身は常に謙遜されてますが、あのセンスとアイデアはスゴイ。

師匠は瞬間接着剤で作られるそうですが、私はかんたんに両面テープ(紙用の安いの)でくっつけてます。

磨くとこんな感じ

目違いを削って磨いて、こんな感じになります。
ネジ頭もろ出しよりはぐっといい雰囲気に。

カミサンにネジが見えるのとダボで埋めてるのと印象の差を聞いてみたところ、だんぜんネジが見えないほうが良いとのことでした。そりゃそうか。

以上、AMO式あとダボ。
ボンド+ネジでとりあえずサクサクっと作って、ボンドが完全に硬化してがっちりくっついた後ネジを抜き、ダボ穴を開けてダボを打ち込む。なんかズルっぽいけど、昔作った作品の、ちょっとしたバージョンアップもできます。
ダボ穴あけ作業の段階でクランプがいらず、すごく落ち着いて作業できるのでラクラク。

ネジ頭を深く入れて木栓で隠す方法よりも楽なんじゃないかな?ネジを全部抜いてしまうから、中に金物を残したくない場合にも有効。

というわけでタイトルのあとダボについては以上ですが、以下、天板を裏から留める作業の記録もついでに。

裏から留める

上から打っていたのをやめて、下から留めてます。
縦になってるツーバイを貫通して留めるので、こういうときは長ーいネジを使うと楽なのですが、手持ちのネジは一番長くて60mm。仕方ないのでφ10mmで深さ55mmの穴を掘って、そこからφ5mmの貫通穴をあけてます。

一番手前と奥(写真の右端と左端)は足の真上で裏からネジが打てないのでボンドのみ。手抜き。

奥のほうにネジ

写真ではわかりにくいですが、50mm以上奥にネジの頭があります。

穴あけの垂直が大きく狂うと失敗なので慎重に。
少々なら問題ないです。貫通した穴の出口がぴったり中央じゃなくても、組んでしまえば外からはわからないので。

↓改良版完成写真。ネジが見えなくなっただけで結構印象変わる。
結局四角い台かよ
結局ただの四角い台になったけど、台形天板よりずっとスッキリした。立方体ではないですが、なんかキュービックな魅力が出てて結構好きになりました。
コンセントやアンテナジャックとの干渉も無くなってめでたし。

これ、一個千円で出来るから、4つ作って縦に連結できるようにして整理棚にしようかなあ。積めば整理棚、バラせば最大四つ子の作業台とか、よさそう。

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