ガラクタだけが人生だ

まだクリアしてないのですが、感想はとにかく「超超超力作」。

ゲームにここまで魂込めるか普通！！！って感じで、作り手の意地と根性を感じます。最近の日本製のRPGやアクションにはなかなかない気合の入り方だと思う。

タイプとして近いのは、プリンスオブペルシャ時間の砂。和ゲーでいうと、鬼武者が近いかな。鬼武者系は多分かなり研究してると思う。魂みたいなの吸ってパワーアップや回復するし。ちょっとICOみたいなところもあるかな。実際背景やステージの雰囲気づくりのうまさはICOに迫るものがあって、実に綺麗です。ワンダみたいな巨大クリーチャーも結構出ます。
ただし残酷要素はてんこ盛りで血も赤いです。女神官救出ミッションに失敗したときのムービーなんかリアルすぎて、ひきながら半笑いになったよ。

ゲームは結構戦闘中心というか、パズル的に進路を開く要素もいっぱいありますが、戦闘も進路を阻む要素としてそれ以上に大きいです。がんがん技を繰り出せるので爽快感もありますが、敵も相応に強いので、気を抜くとすぐ死にます。

そんで特筆すべきはモンスターの迫力と恐怖感。
ミノタウロスとかサイクロプスとか、古典ファンタジー世界のモンスターがこんなにも恐ろしいゲームは初めて。筋肉を感じるリアルなタッチでモデリングされてて、とにかく図体はでかいし、そのくせ動きは結構速いし、殺す気まんまんで襲ってくるので本当にモンスターに追われる恐怖を味わえます。

習得してる魔法や剣技を積極的に試してどの技が強いのかちゃんと把握するのがコツっぽい。

しかしこのゲームやってたらもうPS2で十分じゃん、って気になってくるのは俺だけかなあ。
むしろ、ハイビジョン製作でこんなに気合入ったゲーム作ってたらスタッフ死ぬんじゃね？だったらむしろPS2のほうが隅々まで気合入った面白いゲームが出る可能性上じゃね？とか思ってしまう。

実は以前、DiRTやTDUやForza2がやりたくて360をオークションで物色してたのですが、予算30,000で挑んで30,500で終わってorzになって、それ以後「もういいや」ってなってしまったのです。きつねとぶどう。
それと、自分が次世代機に求めてるのはドライブシム系なのに、ステアリングコントローラーの不良問題がいまだに解決できてないんで、結局次世代機は当面見送りとしました。
いや実際PS2でほんとおもろいもんな。こんなゲームが1,800円で遊べるのにニューハード買う意味って何だろう、とかちょっと悩んでしまう。

とにかくGod of War間違いなくいいです。

・God of War
・ラチェット＆クランク
・タイムスプリッター
・SSX Tricky
・BLACK
・WRC4（ステアリング必須）

この辺がAMO的洋ゲー殿堂。

今後チェックしたいのは、竜が如く2とか、ラチェットの２以降とかかなあ。そうそう、TOCA3は絶対買いますよ。
まー正直ゲームばっかやってられる年齢＆環境じゃないので、本数はこなせないんですけどね。以前に比べてめっきり減ってしまいました。だからこそ、マトを外さずに確かなゲーム？をこつこつやって行きたいと思います。