ガラクタだけが人生だ

きっかけはこのMAD。

ANUBISのオープニングの音声（無編集）にハルヒの画像を編集して完璧に合わせてるってMADで、ハルヒの内容を知らないながらも凄い完成度に感動してたんですよ。
それで興味持ってハルヒってどんなんだろ、と思ってみてみたらハマった。

ちなみに元ネタのANUBISのOPはこれ。

アニメから入って小説読むと、声が先に確定するので小説→アニメの時に「こんな声じゃねえ！」ってのがなくてよいですな。

アニメはキョン役の杉田智和がうますぎる。元の小説が主人公固定視点なのでモノローグが結構長いんだけど、すこし大げさっぽく抑揚つけてしゃべってくれるので、頭に入りやすい。突っ込みも最高。

小説のほうも面白いですよ。ライトノベルって言うけどそこまでライトでもない気がする。キョンのモノローグの中にマニアックな比喩表現がいっぱい出てくるんだけど、毎回違った表現でバリエーション豊かにうまいこと言ってて、おいおいキョンどんだけ比喩の引き出しあるんだよ、知識ありすぎだろって感じ。でもそこが良い。

そして萌えですが、AMO的萌えキャラは断然長門。不動の一位。憤慨の表紙には完全に撃ちぬかれた。
「驚愕」が出たら「分裂」と一緒に買う予定。楽しみです。


ところで余談ですが、ギャルゲーとかって、たいていロボット少女とか宇宙人とか人間外のキャラに結構人気が集中するような気がするんだけど、これって理由が有ると思うのですよ。

生物ってさあ、多様性を獲得するためにはホモよりヘテロなわけじゃん。とすると同じ人間以外に遺伝子を混合して子孫を残せる存在（で、しかもかわいい）がいたら、そちらのほうがよりヘテロなわけで、人外キャラの人気が出るのは、わりと理にかなってるのかもしれん、とか思ったりする。まー子孫残せる可能性はほぼゼロだけど。