ガラクタだけが人生だ

コックピットの制作は終了しました。スミマセン…
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PC更新記その3

PC更新記最終回

数日して、無事キット一式が手元に届きました。
何度か組んだことがあるとはいえ、久しぶりなので、マザーのマニュアルとか読みながら慎重に組んでいきます。
仕事が忙しかったこともあって、合間の時間に少しずつ作業してたら、3日ぐらいかかってしまいましたが、ようやく結線は完了。電源投入もOK。
HDDにXPをインストール。順調です。

1時間くらいでインストール終了。初期画面が立ち上がる。
おー、いい感じ。なんか一つ一つの動作もキビキビしてます。さすがに体感差あるなあ。

というわけで、無事インストールできたことだし、認証しましょう。認証画面を出して、落札したプロダクトキーを入力。
これで通れば完了…と…

あれ?

通りません。

何度やっても通りません。

あー。

やっちゃった。

面倒なことになるのか…と思いながら、電話認証へ。
自動音声にしたがって、長いコードを入力していきます。フリーダイヤルなのでお金はかからないのですが、これがやたら時間かかる!長い!10分ぐらいやって…
「認証できません。お客様のお持ちの製品はマイクロソフトの正規の製品ではございません。オペレーターにつなぎたい方は1を…」

うわー。本格的にダメだこれは。
もうあきらめモード。

安物買いの銭失いって俺のためにあることわざだよなー、でもせめて支社長のはちゃんと通って良かったよ、やっぱり罰ってのは当たるべき奴に当たるもんだ…とか思いながら、ボタン押してオペレーターへ。

「はいマイクロソフト〇〇でございます。どのような状況でしょうか?」
あのーPCの新しいハードディスクにwindowsXPをインストールしようとしたら認証がどうしても通らないんです。
「わかりました画面の番号を読み上げてください」
AMO、読み上げ。
「ハイありがとうございましたこちらで認証完了いたしましたので以後お使いいいただけます」

あれ?え?
なんなの?終わったの?あの自動応答の最後の突き放したメッセージはなんだったの?
・・・
・・
・ 

そんなこんなで、AMOの新しいパソコン、なんとか稼動いたしました。
認証の部分、どうにもモヤモヤする感じですが…


さて、ニューマシンのスペックですが…
動画再生、すげえ。完璧だ。
WR3が「F11・全画面・コメあり」でにゅるにゅる再生できるのはもちろん、アドビのHD動画サイトの動画も1080pがコマ落ちなしでにゅるにゅる動く。モニターがフルHDじゃないので画面に入りきれないけど。
720pに至ってはCPU使用率15%〜25%とかで超余裕。さすがデュアルコアです。780Gの再生支援が効いてるかはよくわからないのですが、多分効いてるんじゃないかなあ。
ちなみに、今までのPCで見てみたら、720pでもコマ落ちしてた。

3D性能ですが、CPUの影響がなくVGAの能力だけ測ってくれるベンチと言うことで、ゆめりあベンチで計測してみた。

すると、Geforce4Ti4200のスコアを3割ほど上回ってました。軽めの3Dゲームなら十分できるんじゃないかな。多分あまりしないけど。

ちなみに、リンク先見た人はわかったと思いますがこのベンチある意味大変危険なベンチなので、それほど親しくない知人や家族の前では絶対に実行しないでくださいw


******* 後日談 ********

無事組み上がり、コストパフォーマンス最強、スペックも大満足。いざとなればグラフィックカードもCPUもかなりハイレベルのものまで挿せるし、今後5年はこれでいくぜ!と思ってるAMOですが…

あの認証はやっぱどうも気になる。

そんな時、DT氏から仲間内掲示板にて衝撃的な宣告が。
「ケース貼り付けのOEM版プロダクトキーを別のマシンに使うとライセンス違反でアウトですぜ」

なにー!

調べてみると、確かにOEM版は、PCと一体のもので、そのPCを離れては使用できないらしい。
正規版ならば、どのPCに移動しても使える。
では自分が買ったのはOEM版だったのか?それとも正規版だったのか?それが問題だ。

OEM版のプロダクトシールには、通常Windowsロゴの下にDELLとかNECとかメーカーロゴが一緒に印刷してあるらしいが、自分が受け取ったものにはなかった。
と言うことはセーフなのか?
それとも、OEM版だけどメーカーロゴがないものもあるのか。この場合はアウトだ。
そもそも、OEM版ではなく、正規版がプリインストールされて販売されるメーカーPCってあるのだろうか?
日本にはないが外国にはあるとか?

オペレーターはあっさり認証を通してくれた。一度使ったOEM版を他のマシンにインストールしようとすれば、マイクロソフトはハードウェア構成情報を持っているので少なくともマザーボードが変わっていることを確認できれば拒否できる。オペレーターも認証拒否するはず。ということはOEM版ではないのだろうか?

しかし、オンライン認証や自動音声が拒否したのにも理由があるはずなのだ。

うーん。モヤモヤだ。
出品者は問題なく使えるとしていた。ただその一方で、ケース貼り付けのプロダクトキーであるとしていた。
それなら、プロダクトキーをケースに貼り付けた「プリインストール正規版」が存在するというのが唯一矛盾のない解になる。
AMOとしては、善意の購入者を主張するなら上記の前提を信頼したと言うほかない。

でも正直、AMOの勘では確率は低いような気が。
オペレーターはあっさり通してくれたが、このプロダクトキーは本当は黒だったんじゃないか、マイクロソフトはわかってて通したんじゃないか、そんな気もする。

理由は、そこで拒否して争いになった場合、対応するコストが黒キーを通した時の損失より大きいからじゃないだろうか。
使用者が悪意でなく被害者の場合も多いだろうし。

それに、マイクロソフトはXPの認証方式で、「ひとつのライセンスがコピーされ同時に2台以上で稼動しないこと」という最大の目標は達成しているので、古いパソコンから新しいパソコンに移して使うというような1:1原則が守られてるレベルに対してはあまり厳しくしていないのかも知れない。

真実は神とマイクロソフトのみぞ知る、ですが、「限りなく黒に近いグレー」なOSで稼動することになってしまいました。
なんつーか、身奇麗に生きようと思ったらそれなりのお金って必要だね…

というわけで…
何事も経験、って突撃した今回の激安OSの件、皆さんにはおすすめできない。
自分も、もしもう一回時間を巻き戻して買いなおせるなら、OS入り完成品を44,800円で買うと思う(OS付きはキットで買っても値段一緒なので)。

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