ガラクタだけが人生だ

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アリを知らな過ぎた男

練習二日目、また何度も作ってみました。

とりあえず昨日と同じ事をしましたが、昨日と同じものが出来るだけであまり上達はみられません。平行線のすき間は細くなってきてますが、なかなかぴったりにはならないです。
作業速度はどんどん早くなってるけど。

で、出来上がりを眺めたり、はめたり外したり、ぐらぐらしてるのやぴったりしてるのを比べたりしてて、あれっと思った。

俺、何かとんでもない勘違いしてるんじゃないか?
アリ図解
今まで、ABCDとabcdをぴったりに作れば、しっかりするだろう、と思って作ってきました。

でも、実際やってみると、違うんだよね。
fとeが少しでも赤から浮いてたら、abcdがピッタリでもダメなんです。
むしろB部とC部で木を割ってしまう原因になる。

決定的なのは、むしろfとeです。ここがしっかりくっついてれば、BC-bcのすき間は関係なくしっかりします。

こんなの、大工さんからしたら当たり前のことなんだろうけど、10個くらい作ってみて、初めて気が付いた。さすがシロート。

まだピンと来ない人いますかね?自分で作ってみたら一発でわかるんだけど、どう説明すればいいかなあ…

例えば…あなたは魔法が使えます。
指パッチンを一回パッチンすると、頂点fとeが赤い木側に0.2mmぐいっと伸びます。
何回かパッチンすると、fとeは鋭角になって赤の木にめり込み始めます。するとそのとき、青のabcd部は右に引っ張られて、abがABに、cdがCDに強く密着することになりますよね。

その状態こそが、アリ組みでやりたいこと、やらなければならないことなわけですよ!

こういうことだったんだよ!

というわけで、やっと掴めた成功イメージがコチラ。

fとeの接点を重視して、斜めにせり出しているのがわかると思います。
この2点を、計算上のピッタリよりやや出し気味に作っておいて、はめ込むときにヤスリやナイフで調整すれば、少ない手間でガッチリピッタリに出来るわけです。

いやー、無知ってのは恐ろしい。ずいぶん回り道した感じがいたします。まあ、これもいい経験か…
効率よくやろうと思ったら、やっぱちゃんと勉強してから取り掛からないとダメですね。先達はあらまほしきことなり。何か本でも買おうかな←典型的泥縄展開

それと、昨日苦労してたBCラインのカットは、手持ちの道具だと、ADの間から丸ノコで5本ぐらいくし状に切込みを入れた後ノミで落として、木工ヤスリで仕上げるのが一番キレイで楽でした。

あと、2日間みっちりノコギリやってたら、結構腰にきた。今ちょっと痛い。
この感じは多分すぐ回復するレベルだと思うのですが、「関節の疲労は長い目で見ると蓄積性の毒のようなもの」らしいので、なんかサポーターでも巻いて作業したほうがいいのかも。

それにしても…上に書いた指パッチンの魔法、超使いてー。

【forest】
ポール牧師匠を召還してください。
【AMO】
伝説の100連続パッチン。
youtube

そういえば師匠の手にはパワーがあって、触れると痛みが和らいだとか…
【umino_tsuboya@ybb.ne.jp】
大工さんの仕事を見た事があるのですが 左の角材のAD部分を1cm程欠いて 右の角材のfade部分が入ってました つまり 右材のfade部が左材に 1cm程突っ込んでありました 左材の方が厚みが有りましたけど
【AMO】
なるほど!
feの部分の位置が左の材の中で固定されるから、より強固ですねえ…さすが大工さん。
組み手の図鑑とか見たら、さらにいろいろバリエーションがあるんでしょうね←結局本買ってない奴

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